情報漏洩はどう防ぐ? 企業が行うべき対策とは ●企業からの情報漏洩発生状況 企業の情報漏洩は、近年増加傾向にあります。東京商工リサーチの調査によると、2022年に上場企業とその子会社で発生した個人情報漏えい・紛失事故は、165件で、漏えい・紛失した個人情報は592万7,057人分でした。これは、前年比で3.0%増加しているということになります。 ... 2023-09-12 09:37:59
ソーシャル・エンジニアリングを警戒しよう ~AIによる質的向上への対処を~ 社会的な不安と期待に乗る 2023年春、米国における銀行の相次ぐ経営破綻が大きなニュースになりました。 国内でも各メディアがそのインパクトと日本経済への影響を推し量る記事を配信していましたが、情報セキュリティの専門家の間では、「ソーシャル・エンジニアリング」への波及を懸念する声が高まっていました... 2023-06-26 14:03:32
中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン改訂のポイントは 技術と環境の変化に合わせガイドラインを更新 IPA(情報処理推進機構)は2023年4月26日、「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」(以下、ガイドライン)の改訂版を公開しました。初版の策定は2009年。その後、情報技術の進展とビジネス環境の変化に合わせ何度か改訂されてきましたが、今回の「第3.1... 2023-05-22 14:13:49
ダークウェブ犯罪プラットフォーム「Genesis Market」を解体 ~危険度を増す闇市場... “クッキーモンスター作戦”を遂行 2023年4月、米司法省(Department of Justice)から、「Genesis Market」を解体したというニュースが発表されました。Genesis Marketはダークウェブ※で個人情報を売買する巨大な犯罪プラットフォームとして、各国のサイバー犯罪に関係する省庁、警察、セキュリテ... 2023-04-25 14:32:47
サイバー攻撃にも使われる「OSINT」を知って安全対策に生かす ~意図しない公開情... 侮れない“公開情報”の力 最近の国際情勢に加えて、国内でも不安要素が多い経済と社会の状況から、一般企業でも危機管理が話題に上る機会が増えているようです。そしてこの流れから、組織に求められる情報戦略の一環として、「OSINT」というキーワードもときどき眼にするようになりました。 O... 2022-09-20 17:16:26
企業に迫る“ディープフェイク”の脅威 ~攻撃の本質を知って適切な予防策を~ 企業トップを欺いた“振り込め詐欺” 2019年の春、英国のエネルギー関連企業の社長は、ドイツにある親会社のCEO(最高経営責任者)から電話連絡を受けます。 “ハンガリーの取引先に22万ユーロ(約2,600万円)を送金せよ。緊急案件に付き1時間以内に” 社長は命ぜら... 2022-09-14 11:56:17
内部不正による情報流出に備える 内部不正による情報流出に備える ~ルール不履行はもちろん不注意も~ セキュリティ部門における積年の課題 2022年4月、IPA(情報処理推進機構)から「組織における内部不正防止ガイドライン」(第5版)が発行されました。初版は2013年3月ですから、内部からの情報の流出は、10年近く企業のセキュ... 2022-09-14 11:42:54