StealthMoleの活用方法 RM, LM編 | |
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作成日時 23/11/21 (09:32) | View 131 |
StealthMole(ステルスモール)には複数の検索モジュールがあり、それぞれ検索できるデータベース(DB)が異なります。
今回はRM(Ransomware Monitoring)とLM(Leaked Monitoring)の使用例をお見せします。
StealthMoleの主なモジュール
RMを開くと、世界のランサムウェア被害状況が新しい順に表示されます。
日本の被害状況を知りたいので、「japan」というキーワードで検索してみます。
すると、今月1件、先月も1件の攻撃があったことがわかります。いずれも東証プライム上場の有名企業ですが、今のところ公表はされていません。
※ダークウェブで攻撃を主張されていないものもありますので、これがすべての攻撃ではありません。
LMを開くと、世界の漏洩データの売買情報が新しい順に表示されます。
日本の情報を知りたいので、「japan」というキーワードで検索してみます。
すると、ソーシャルメディアのユーザデータベースや、日本のメールアドレス・パスワードの購入、日本企業の社員データベース(新鮮)、大手企業の顧客情報など、様々な情報が売買されていることがわかります。
もしも、これらの売買情報に自社のデータがあったらぞっとすると思いますが、自社の機密情報が漏洩したことがわかれば、セキュリティ対策の優先順位は上がるでしょう。更なる攻撃被害に遭わないために、日頃から自社の情報がダークウェブに漏洩していないか確認することが重要です。